顎二腹筋のトラブル


顎二腹筋の解剖図

あごを動かすと、耳の下が痛むことがあります。

その原因は、顎二腹筋です。

舌骨を動かし、食べ物を飲み込む働きをします。

側頭骨の乳様突起に付着するあごの筋肉です。

顎二腹筋が乳様突起を強く引っ張る痛み。

これが、あごを動かすと耳の下が痛む理由です。

顎二腹筋って、どうなっているのでしょうか?

では、顎二腹筋の解剖を動画でご覧ください。



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顎二腹筋は、こうなっています。




1.顎二腹筋のトラブル

・耳の下の痛み


でも、
耳の下の痛みには、2つの場合があります。


1.あごを動かすと、耳の下が痛む場合

  顎二腹筋が原因です。


2.を動かすと、耳の下が痛む場合

  胸鎖乳突筋が原因です。


※ 首を動かすと、耳の下が痛む場合は、「胸鎖乳突筋のトラブル」


では、
あごを動かす場合の耳の下の痛みの解説です。


1-1 耳の下が痛む原因

あごを動かすと耳の下の痛み

(原因)顎二腹筋

・顎二腹筋が側頭骨の乳様突起を引っ張る痛み


図解(あごを動かすと耳の下の痛み)

青い筋肉顎二腹筋

赤い○印乳様突起(耳の下の痛み)


顎二腹筋が側頭骨の乳様突起を引っ張る。

すると、舌骨が引っ張られ、あごが後方に動く。。

顎二腹筋が、乳様突起を引っ張るときの痛み。

それが、あごを動かす場合の耳の下の痛みです。


1-2 耳の下が痛む仕組み

1.あごの動きが止まる

2.顎二腹筋の動きも止まる

3.顎二腹筋の血流がわるくなる

4.顎二腹筋が固まる

5.顎二腹筋が乳様突起を強く引っ張る

6.乳様突起に痛みが生じる


これが、
あごを動かすと耳の下が痛む仕組みです。


筋肉の動きが止まって、じっとする。

すると、筋肉の血流がわるくなる。

結果、筋肉にトラブルが生じます。


・伸び縮みができない
・スムースに動かない
・固まる
・ケイレン
・しびれる
・動かすと痛い
・冷えるなど…


原因は筋肉の血流不足

これが筋肉トラブルの根本原因です。



耳の下の痛み … あごを動かす場合

耳の下の痛みイメージ

ものを咬んで飲み込むとき、顎二腹筋が乳様突起を引っ張り舌骨を動かします。

結果、乳様突起(耳の下)に痛みがでます。


(痛みの理由)

顎二腹筋が乳様突起を強く引っ張る。

これがあごを動かす耳の下の痛みの理由です。

顎二腹筋が固まったことが原因です。

筋肉は固まると、伸び縮みができません。

結果、引っ張る力が強くなるのです。

乳様突起を強く引っ張って痛みがでるのです。

これがあごを動かす耳の下の痛みです。



2.顎二腹筋のトラブルをなおす

あごを動かす耳の下の痛みは、顎二腹筋が乳様突起を強く引っ張るのが原因です。

だから、顎二腹筋の引っ張る力を弱めれば、耳の下の痛みは消失します。

では、顎二腹筋の引っ張る力を弱めるとは、どうすればいいのでしょうか?


2-1 顎二腹筋をなおす

顎二腹筋の血流を改善すれば、トラブルはなおります。

酸素とブドウ糖が供給されれば、顎二腹筋は伸び縮みができます。

つまり、顎二腹筋はスムースに動くのです。

結果、顎二腹筋の引っ張る力が弱まるのです。

これで、あごを動かす耳の下の痛みは消失です。


(顎二腹筋のトラブル)

伸び縮みができない顎二腹筋

動かすと痛い顎二腹筋

動かなくなった顎二腹筋

固まった顎二腹筋

しびれる顎二腹筋


原因は血流不足です。

だから、血流改善でなおります。

これが筋肉トラブルをなおすポイントです。


2-2 筋肉血流の改善でなおる

筋肉血流を改善すれば、トラブルはなおります。


(顎二腹筋のトラブル症状)

あごを動かすと耳の下が痛い

ものを飲み込むとのどの奥が痛い


あごを動かす耳の下の痛みは、顎二腹筋が主な原因です。


だから、
顎二腹筋の血流改善すると、痛みは消失します。


しかし、
その他のトラブルは、そういう訳にはいきません。


原因になる筋肉が、他にもあるからです。


例えば、
ものを咬んだり、飲み込んだりすると、あごが痛いときがあります。


その場合、
顎二腹筋以外に、内側翼突筋、外側翼突筋などが関係します。


だから、、
関連する筋肉も同時に血流改善しないと、症状は消失しないのです。


でも、
顎二腹筋や内側翼突筋・外側翼突筋の血流改善って、どうすればいいのでしょうか?


2-3 筋肉の血流改善のやり方

マニュアルがあります。

筋肉の血流を改善するやり方のマニュアルです。

わたしは首こりを自分で治します。

そのやり方をマニュアルにしました。


わたしは「手圧」という手技治療を使って、筋肉の血流を改善します。

筋肉の血流を改善すれば、症状は治るからです。


患者さんの治療をするときも、

自分自身の治療をするときも、

手圧で筋肉血流の改善をします。

トラブル症状を治すのは、血流だからです。


・伸び縮みができない
・スムースに動かない
・固まる
・ケイレン
・しびれる
・動かすと痛い
・冷えるなど…


血流が改善すれば、これらの症状は消失します。

手圧は治療器具を一切使用しません。

手のひらと指先で、筋肉の血流を改善します。

やり方は、かんたんです。

だれにでも、できるやり方です。

マニュアルのやり方を真似るだけいいのです。


手圧のくわしいことは、こちら⇒



3.結局、どうすればいいの?

マニュアルがあります。


首こりを自分でなおす!

『かんたんマニュアル』


症状別の治し方のマニュアルです。


電子書籍(PDFファイル)のマニュアルです。

当サイトで、ダウンロード販売しています。


顎二腹筋の主なトラブルは、耳の下の痛みです。

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