首を動かすと、耳の下がチクっと痛い。
その原因は、胸鎖乳突筋です。
胸鎖乳突筋が乳様突起を引っ張る痛みです。
乳様突起は耳の下あたりの側頭骨の突起です。
胸鎖乳突筋？
乳様突起？
側頭骨？
首の中って、どうなっているのでしょうか？
その解剖の図解を動画でご覧ください。
●スポンサーリンク
胸鎖乳突筋は、こうなっています。
１．胸鎖乳突筋のトラブル
胸鎖乳突筋のトラブルの1つに、耳の下の痛みがあります。
でも、
耳の下の痛みには、２つの場合があります。
１．首を動かすと、耳の下が痛む場合
胸鎖乳突筋が原因です。
２．あごを動かすと、耳の下が痛む場合
顎二腹筋が原因です。
※ あごを動かすと、耳の下が痛む場合は、「顎二腹筋のトラブル」 のページ参照
では、
首を動かす場合（胸鎖乳突筋）の耳の下の痛みの解説です。
1-1 耳の下が痛む原因
首を動かすと耳の下の痛み
（原因）胸鎖乳突筋
・胸鎖乳突筋が側頭骨の乳様突起を引っ張る痛み
青い筋肉：胸鎖乳突筋
赤い○印：乳様突起（耳の下の痛み）
胸鎖乳突筋が側頭骨の乳様突起を引っ張る。
すると、頭が傾き、あごが反対側に上がる。
この胸鎖乳突筋が、乳様突起を引っ張るときの痛み。
それが、首を動かす場合の耳の下の痛みです。
1-2 耳の下が痛む仕組み
１．首の動きが止まる
２．胸鎖乳突筋の動きも止まる
３．胸鎖乳突筋の血流がわるくなる
４．胸鎖乳突筋が固まる
５．胸鎖乳突筋が乳様突起を強く引っ張る
６．乳様突起に痛みが生じる
これが、
首を動かすと耳の下が痛む仕組みです。
筋肉の動きが止まって、じっとする。
すると、筋肉の血流がわるくなる。
結果、筋肉にトラブルが生じます。
・伸び縮みができない
・スムースに動かない
・固まる
・ケイレン
・しびれる
・動かすと痛い
・冷えるなど…
原因は筋肉の血流不足。
これが筋肉トラブルの根本原因です。
左の耳の下の痛み
右を向くとき、左の胸鎖乳突筋が乳様突起を引っ張ります。
結果、左の乳様突起（耳の下）に痛みがでます。
右の耳の下の痛み
左を向くとき、右の胸鎖乳突筋が乳様突起を引っ張ります。
結果、右の乳様突起（耳の下）に痛みがでます。
（痛みの理由）
胸鎖乳突筋が乳様突起を強く引っ張る。
これが首を動かす耳の下の痛みの理由です。
胸鎖乳突筋が固まったことが原因です。
筋肉は固まると、伸び縮みができません。
結果、引っ張る力が強くなるのです。
乳様突起を強く引っ張って痛みがでるのです。
これが首を動かす耳の下の痛みです。
●スポンサーリンク
２．胸鎖乳突筋トラブルをなおす
耳の下の痛みは、胸鎖乳突筋が乳様突起を強く引っ張るのが原因です。
だから、胸鎖乳突筋の引っ張る力を弱めれば、耳の下の痛みは消失します。
では、胸鎖乳突筋の引っ張る力を弱めるとは、どうすればいいのでしょうか？
2-1 胸鎖乳突筋をなおす
胸鎖乳突筋の血流を改善すれば、トラブルはなおります。
酸素とブドウ糖が供給されれば、胸鎖乳突筋は伸び縮みができます。
つまり、胸鎖乳突筋はスムースに動くのです。
結果、胸鎖乳突筋の引っ張る力が弱まるのです。
これで、首を動かす耳の下の痛みは消失です。
（胸鎖乳突筋のトラブル）
・伸び縮みができない胸鎖乳突筋
・動かすと痛い胸鎖乳突筋
・動かなくなった胸鎖乳突筋
・固まった胸鎖乳突筋
・しびれる胸鎖乳突筋
原因は血流不足です。
だから、筋肉の血流改善でなおります。
これが筋肉トラブルをなおすポイントです。
2-2 筋肉血流の改善でなおる
筋肉血流を改善すれば、トラブルはなおります。
（胸鎖乳突筋のトラブル症状）
・耳の下が痛い
・振り向けない
・振り向くと痛い
・首を前に傾けると痛い
・首の付け根が痛い
首を動かす耳の下の痛みは、胸鎖乳突筋が主な原因です。
だから、
胸鎖乳突筋の血流を改善すると、痛みは消失します。
しかし、
その他のトラブルは、そういう訳にはいきません。
原因になる筋肉が、他にもあるからです。
例えば、
横に振り向くと痛いときは、胸鎖乳突筋以外に、中斜角筋、肩甲挙筋が関係します。
また、
後ろに振り向くと痛いときは、頚板状筋、頭板状筋などが連動して原因になる筋肉です。
そのため、
関連する筋肉も同時に血流改善しないと、症状は消失しないのです。
でも、
胸鎖乳突筋、斜角筋、肩甲挙筋の血流改善って、どうすればいいのでしょうか？
2-3 筋肉の血流改善のやり方
マニュアルがあります。
筋肉の血流を改善するやり方のマニュアルです。
わたしは首こりを自分で治します。
そのやり方をマニュアルにしました。
わたしは「手圧」という手技治療を使って、筋肉の血流を改善します。
筋肉の血流を改善すれば、症状は治るからです。
患者さんの治療をするときも、
自分自身の治療をするときも、
手圧で筋肉血流の改善をします。
トラブル症状を治すのは、血流だからです。
・伸び縮みができない
・スムースに動かない
・固まる
・ケイレン
・しびれる
・動かすと痛い
・冷えるなど…
血流が改善すれば、これらの症状は消失します。
手圧は治療器具を一切使用しません。
手のひらと指先で、筋肉の血流を改善します。
やり方は、かんたんです。
だれにでも、できるやり方です。
マニュアルのやり方を真似るだけいいのです。
３．結局、どうすればいいの？
マニュアルがあります。
首こりを自分でなおす！
『かんたんマニュアル』
症状別の治し方のマニュアルです。
電子書籍（PDFファイル）のマニュアルです。
当サイトで、ダウンロード販売しています。
胸鎖乳突筋の主なトラブルは、耳の下の痛みです。
つぎのマニュアルをご購入ください。
『耳の下の痛みをなおす』
価格 １０００円 ５００円
（税抜き 本体価格）
今なら半額（５００円）キャンペーン！
※ 平成２８年１２月３０日まで
