
腕が挙がると、肩甲骨も動く。
これが、肩甲上腕リズムです。
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肩甲上腕リズム
腕を挙げると、腕だけが上がっているように見えます。
しかし、肩甲骨も連動して動いています。
腕が外側に30°上がるまで、肩甲骨は動きません。

腕をだら~っと垂らしたまま。
これが、上腕骨の外転0°です。
肩甲骨は、動いていません。

腕が外側に30°以上に上がって、肩甲骨が動き始めます。

腕が真横(90°)に挙がります。
すると、上腕骨は60°、肩甲骨が30°上方に回旋します。

上腕骨と肩甲骨の角度が2:1の割合で動きます。
180°の真上まで腕を上げる。
これが、バンザイです。

すると、上腕骨は120°、肩甲骨が60°上方に回旋します。

これを肩甲上腕リズムと言います。
上腕骨と肩甲骨は連動して動くのです。
腕が外側に30°以上挙げることのない日常生活。
これでは、肩甲骨は動かないのです。
結局、肩甲骨は固まってしまいます。
そして、けんびきの痛み、つらい肩こりに悩まされるのです。