逆浸透圧とは、浸透圧に逆らう力です。
浸透圧とは、浸みこむ力のことです。
筋肉の血流は、この浸透圧の力によって生まれます。
例えば、疲れで筋肉の中に乳酸が大量に蓄積します。
すると、通常の浸透圧では乳酸が排出されなくなります。
つまり、筋肉は固まるのです。
そこで登場するのが逆浸透圧です。
浸透圧に逆らう力で乳酸を筋肉から排出するのです。
マッサージの揉む。
これが逆浸透圧の力です。
ストレッチ。
これもまた逆浸透圧の力です。
逆浸透圧の力で乳酸が排出されると筋肉はやわらぐのです。
でも、揉んだり、ストレッチしなくてもいいのです。
筋肉に逆浸透圧を加えればいいのです。
つまり、押さえるだけでいいのです。
押さえる逆浸透圧の力で乳酸は排出されるのです。
すると、筋肉はやわらぐのです。
これが、手圧の「なおす原理」です。
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『逆浸透圧』ガイダンス動画
逆浸透圧?
浸透圧?
いったい、何?
逆浸透圧のガイダンス動画をご覧ください。
1.細胞の膜透過性
細胞の内側と外側の血液や体液の移動は、浸透圧の原理によって細胞膜を透過しています。
2.浸透圧
浸透圧とは、細胞の内と外に体液が浸みこむ力、浸み出す力です。
浸透圧の力は、体液に溶けている物質の濃度差によって生まれます。
物質濃度が薄い方から濃い方へ、体液は浸み出したり、浸み込んだりします。
これが浸透圧の原理です。
例えば、疲れが蓄積して、筋肉の中には乳酸がいっぱい。
筋肉の内側は乳酸濃度が濃く、外側は乳酸濃度が薄くなります。
すると、乳酸濃度が薄い外側から内側に、体液は移動します。
結果、筋肉の中は体液で充満します。
このことが、疲労で乳酸が蓄積すると、筋肉がパンパンになるという現象なのです。
これが浸透圧の濃度差による体液移動なのです。
浸透圧の原理で、血液(体液)は筋肉の内と外を移動しているのです。
3.逆浸透圧
逆浸透圧とは、浸透圧に逆らう力です。
手圧は、逆浸透圧の力で筋肉の血流改善します。
乳酸が蓄積してパンパンになった筋肉。
そのままでは浸透圧の原理で、乳酸が浸み出さないのです。
そこでパンパンの筋肉に、手圧の逆浸透圧を加えると乳酸は浸み出すのです。
これが、手圧の逆浸透圧による血流改善です。
4.逆浸透圧で血流改善
手圧は、逆浸透圧の力で筋肉の血流改善します。
疲労が蓄積した筋肉
筋肉の中
・乳酸がいっぱい(濃度が濃い)
・酸素とブドウ糖が不足(濃度が薄い)
筋肉の外
・乳酸が少ない(濃度が薄い)
・酸素とブドウ糖がいっぱい(濃度が濃い)
浸透圧の原理で、この疲労が蓄積した筋肉はパンパンになったままなのです。
乳酸濃度が濃い、筋肉の中から乳酸は浸み出さない。
酸素とブドウ糖の濃度が濃い、筋肉の外から酸素とブドウ糖が浸み込まない。
これを改善するためには、浸透圧に逆らう逆浸透圧が必要なのです。
ここで登場、手圧の逆浸透圧。
これが、手圧の逆浸透圧による血流改善です。
逆浸透圧で、筋肉の血流は促進します。
手圧は、この逆浸透圧の働きを利用しています。
手圧の施術については、マニュアルをご購入ください。